みたき園コラム

text by Naoko Kobayashi

Vol.13
小鳥のcafe クインスの、2025年

前回このコーナーで、園内の「小鳥のcafe クインス」について取り上げたのは2021年の年明けでした。結びの方で、「課題はここを育てるスタッフの不在です」と綴っています。いまはどうかといいますと、羽を休めていた小鳥が飛び回るようにいきいきと、生きたぬくもりがゆき届いたカフェに育っていると思います!
オープン当初からの、水出しコーヒーや「こっこプリン」など定番に加えて、数種類の個性あるスイーツを常時ご用意しています。これらはクインスを取り仕切るスタッフの「ぎりちゃん」が、何度もせっせと試作を重ねて完成させたもので、どれもこの場に合う、丁寧に手作りされたやさしい味わいです。
開放的な店内からは創業者自慢の滝を眺めることができ、晴れた日には外席も気持ちがよく、おひとりでいらしてもきっと退屈しません。最近はこのカフェだけをお目当てにお越しくださるお客さまも増えて、ときどきお待たせしてしまうほどです。
お土産用に、人気のきなこクッキーや季節のこはく糖、クインスならではのかわいらしい小物類もご用意しています。ゆったりとした時間と共に、緑をチャージしにいらしてください。大活躍のぎりちゃんを、スタッフとしてお手伝いくださる方も、お待ちしています。